最近思うコト。
春は別れの季節ですね。昨日、東京を発着する寝台特急“富士”がラストランでした。
私はあの列車に乗ったことがないけれど、今日NHKでやっていたドキュメンタリー番組を見ていたら胸が熱くなりました。人が生きていく中には歴史があって、それと共に人それぞれの思い出があって、ひとつひとつは小さいことかもしれないけれど、その思い出一つずつがその人の人生に大きな影響を及ぼすんだということを感じました。
明日、私の町にあったistという雑貨店が閉店します。輸入雑貨を扱っているお店で店舗面積はかなり広く、周辺にはあまりないおしゃれなお店でした。ちょっとしたプレゼントをするにはうってつけのお店だったし、クリスマス前には必ずイルミネーションの類が並び、ご近所さんのクリスマスグッズはおそらくほとんどがistの品だったに違いありません。(私もいくつか買いました。)
閉店するのは不況で売り上げが伸び悩んでいることが原因だそうです。1ヶ月前から10%OFF、30&OFF、50%OFF、70%OFFと徐々に値が下がっていき、今日と明日は90%OFFです。
今日お店に寄ってみたら、商品どころかなにもかもがなく、“引越しのために家具や荷物を運び出した後の家”あるいは“家賃不払いにより家財道具をせりにかけられているところ”を感じさせました。最後には、商品陳列のために使っていた棚や、商品のラッピングのためのリボンやお店の名前が書かれたギフトボックスまで売り物になっていました。お店で使っていた傘たてや延長コード、電気まで。そのガランとしたお店を見渡すと、棚が置いてあったところだけきれいな床の色とか、窓にあるポスターの剥がした後とか、そんなものが見えてきて少し悲しい気持ちになるのでした。私は100円の延長コードを買い(それも90%OFFで10円になった…)、店員さんに「ありがとうございました」とお礼を言い、お店を後にしました。
これまで春といえば別れもあったけど、4月には新しい生活が始まることでウキウキしていたけれど、働き始めた今となってはそういう区切りがありません。4月にはクラス替えがあるとか、教科書が新しくなるとか、教室が新しくなるとか、そういったことはもうありません。新しい出会いが大好きな私には環境が変わらない、ということが残念です。
その分、自分自身で部屋を模様替えしてみるとか、新しい習い事を始めるとか、そういった変化を自分で作ることが大切なのかなぁと感じています。
最近のコメント